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わが子を野球へと導いてゆく一部始終
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本当は今日も野球をやってるはずだったんですが、生憎、昨日負けちゃったんで、お休み。

まだ放心状態で、何もする気にもなれないんですが、嫁に引っ張られて久しぶりに墓参りなぞ行って来ました。

Image120.jpg

私ゃ信仰心ゼロの人間なんで、墓参りはどうでしょう、オリンピックの周期でくらいでしか行ってません。
寺が近くにあればいいのですが、車で1時間くらいと、ちょっと遠いので、なかなかねぇ・・・。

ただまぁ、祭祀を絶やさないためには、墓参りをすることによって子ども達に先祖を敬う姿勢(あるいは習慣)を見せとくのは重要ですね。

家には仏壇もありませんし(バチアタリにも、そこは野球の道具入れになってる)、せめて年に1度くらいは行っとかにゃぁなぁ・・・。


誰が言ったか忘れましたが、人間は二度死ぬんだそうですね。


一度目は、肉体が死んだとき。

二度目は、人々に忘れられたとき。(これで完全に死ぬ)


故人が完全に死なないよう、年に一度くらいは、墓参りして偲ぶ時間を作らねばね。

ただ、ここの墓に入ってる人たちは、私が生まれる前に死んじゃった人たちなんで、偲び様がないっちゃぁないんですが(汗)

拍手[3回]


なんてことを思いながら、墓をまじまじと観察しますと、墓石の裏側にこう書いてありました。

〇〇 太郎 
昭和一八年〇月〇日

私の祖父太郎が、昭和18年に建てたとなってます。

祖父はこの後、兵隊に取られまして満州で終戦迎えると、ソ連の捕虜となってシベリアに連れて行かれます。
シベリアでは劣悪な環境の下、過酷な強制労働に従事させられて多くの人たちが命を落としたと聞きますが、祖父は運よく生きて祖国の地を再び踏むことができました。

祖父が、いつ兵隊に取られたか私は知りませんが、おそらくは徴兵されることを予感して、兵隊となったら戻ってこれない可能性が高いことを覚悟して、自分が入るべく建てた墓なんじゃないでしょうか。
この墓そのものから悲壮感が漂います。

出征する時、祖父には3人の子ども(4歳、2歳、0歳)がいたんですが、自分よりもこの子たちの近い将来のことを考えると、堪らんかったでしょうねぇ・・・。

自分に当てはめてみますと・・・タマランです。


しかしながら、この戦争、何故起こったんでしょうねぇ???
よくテレビでやってますけれども、どうも理解しがたいところがあります。

司馬遼太郎は、戦前・戦中の日本を「鬼胎」と表現しました。
つまり、あの時期は特別で、非日本的なんだと。

しかし、どうでしょう。
最近のとある市を見ると、その説を真っ向否定したくなります。

ここ数年来、鹿児島県のとある市の首長が世間をにぎわせています。
国や県の指導はおろか、議会までも無視、職員を法に則らずクビにしたりなどやりたい放題。

メディアでは大層な批判の的にさらされますが、タフな精神力で首長の座に居座っています。
なぜ居座られるかというと、選挙をすれば通るから。
つまり、有権者から信頼されているからです。
(最近リコールの動きがあるようですが)

一連の騒動を見てて、言動や佇まいが、なんか昭和の軍人みたいな人だなぁって、ぼんやりと見てたんですが、経歴を調べると納得。


軍人(自衛隊)あがりなんです。


軍人全てとは言いませんが、昭和の軍人を見てますと、基本、自説を正しいとして譲ることを知りません。
軍隊組織は縦の関係が厳しいところですが、時には、君側の奸を討つとして、意に沿わない上司を殺害することも。
このように、ほとんど無法者に近い存在ですんで、一般の法や理が通じません。

法は、そういう人の出現を予想してませんから、それを封じる手立てがない。

かの首長は、裁判所の命にも服していません。あろうことか逆に裁判所を詰る始末。

これ、昭和の軍人そのものですよ。

実際のところ、今も昔も日本はな~んも変わっとらんのじゃないですかね。


アホな政治家とバカな軍人、そしてそれを支持する白痴な民衆・・・。


かの首長以外にも、自衛隊のトップだったとか言う人(元何とか幕僚長みたいな人)も、メディアへの露出が多いですよね。


彼らを見ると、次の戦争の芽が、ちょっとずつ萌芽してるんじゃないかって、ちょっと怖いです。

同じ過ちを繰り返させないために、自分たちはどうしたらいいんでしょう?


きっと、戦前の人たちもそう思ってた人は多かったに違いないと思うんですが・・・。
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