ロジャー・クレメンス

台風の影響で今日の練習は中止。

というわけで、倅は一日家で夏休みの宿題なぞ。

私が帰宅した夕方、素振りとシャドウ。

本人は車庫で打ちたいと言いましたが、フォームが崩れてるんで、室内でじっくりと見ました。

打つ方は、ぼちぼちですかねぇ。

少し腹切り気味なんで、腕の使い方を修正したんですが、一朝一夕で治りそうもありません。

あまり扱い過ぎると、全体のバランスを崩してしまうことがあるんで、ちょっと怖い気もしますが、先のことを考えると完全な癖になる前に直しといた方がいいので、敢えてやってます。

あと、投球フォーム。

これまでぼちぼち直してきましたが、全然ダメ。

なかなか集中して見る時間がないので、どれも有耶無耶で中途半端になっちゃってました。

これまで指導するにあたってのフォームのイメージは、松坂大輔あたりから始まった、腕をしなやかにつかった投げ方。
私は勝手に小倉（清一郎：横浜高校の投手を育ててる人）投げと言ってるんですが、今、主流となってる投げ方ですね、あれを理想としてました。

倅は、４年生まではそれがある程度できてたんですが、５年生の１年間で完璧に崩しちゃいまして、今はその残渣すらありません。

一時は最初から教えてみましたが、毎週試合があるんで、なかなかね。

なら、ドラスティックに路線変更してみよう、と思いまして、


私が投手で一番好きなクレメンスの投げ方にしてみようと。

倅の腕の使い方を見てると、もしかしたらこっちの方が合ってるんじゃないかと思いましてね。
倅は、油が切れたようなぎくしゃくした投球リズムなんですが、これを変えるのにもいいんじゃないかと。

まず、クレメンスの投球フォームをじっくり見せて、シャドウ。

で、悪い点が見つかったら、そこを意識させて動画を見せて、再度シャドウ。

その繰り返しを、２時間くらいでしたか、１０時過ぎまでやりました。

イメージはだいぶん出来て来たみたいで、それっぽくなってきました。

チームにおいて、投手としての責任はないので、弄りまくりで構いません。

どうせ使えないんですからねぇ。
これで使えるようになったらめっけもんですわ。