子どもたちがとにかく話を聞けないんです。
子どもたちを見だしてからずっと「話を聞くときは、話をしている人の方を見なさい。」と、5ヶ月間毎日言ってますが、いまだに半数近くの子がそれをできません。
話は目で聞くものです。
ちゃんと見てても聞いてない子は確かにいますが、理解度は、話している人を見てない子に比べて随分高いです。余所見してる子は十中八九理解できていません。
話を聞けないと教えていることも理解できないので、ずっと同じ事を言い続けていますが、なかなか・・・。
システマティックに練習の型にはめて上達させるにしても、その練習の説明が必要ですから、どうしても聞く能力は必要です。
10年指導者をやってきましたが、どんな子でもそこそこにはできるという、ある程度の矜持がありました。
しかし、今年の子達はその矜持を霧散させました。
どうしたら話を聞けるんだろう・・・つか、学校の先生はどうやってこういった子を指導してるんだろう。
こういった子は学校ではもっと酷いはずですが・・・。
先週も下級生担当のコーチが、
「学校の先生って凄いなぁ・・・。」
と、ポツリ。
一度プロに教育法を聞いて勉強してみるのもいいかもしれません。
基礎基本を作るには、強い打球はいりません。緩くて球足の短いバウンドのゴロを、足を使って捕って足を使って投げる、この繰り返しこそが大事です。
しかし、それをやってるところって、あんましないんですよねぇ。
打ち手は、逃げたくなるような強い打球や、捕れるか捕れないかのギリギリのところに打って、捕り手は闘志を前面に出(すように強要され)して飛びついてゆく・・・凡そのノックはこんな光景じゃないでしょうか。
こうやった方がノックらしく見えますもんねぇ。
こないだ、↓のブログにこんなことが書いてありました。
http://www5.nikkansports.com/baseball/honma/20090423_78232.html
上本選手は、広陵高校から早稲田に行った、アマ球界では名の知れたエリート選手です。
プロレベルの話とはいえ、エリート選手が基本ができていないと言われるんです。
たぶん、上本選手が受けてきたノックは、前述のノックなんでしょう。
それは、センスやガッツのある子だけが生き残るノックといえ、その生き残りの中のトップレベルが上本選手だった、といえなくもないです。
強い打球は、緩い打球をしっかり処理できるようになってからでいいんじゃないでしょうか。
せめて、小中学生は緩いゴロをちゃんと処理できるように指導してほしいものです。
買ってまだ一年半だというのに・・・。
もともと買った時から柔らか目だったんですが、今はそれを遥か突き抜けて、ペラッペラです。
それに、皿のように浅いグラブで、上級者が使うような型をしてるもんだから、指の部分で捕球すると、ボールにグラブが負けて収まらないこと屡。
買って一年半と、買い替えるにしてはサイクルが早すぎるんですが、倅が捕りにくくなってきたといいますし、今のやつがチョット大きいのもありまして、3月に入ってからいくつかのスポーツ店に行ってスラッガーで倅に適うグラブを探してきました。
が、どこも品切れ状態。
今の時期は買い替えをするのはもとより、新たに野球を始める子もグラブを買いますからねぇ。
それに、今日は雨でどこも練習は中止なもんだから、どこのスポーツ店に行っても多いこと多いこと・・・。
ショウガナイので、今日は量販店に行ってグラブを見てみましたが、いいのがない・・・。
量販店はミズノあたりが主力ですが、なんで昨今の少年用は無駄に柔らかいのばかりなんでしょうねぇ。
すぐに使えるが謳い文句のようですが、硬くないとイケナイところまで柔らかく、型もヘッタクレモないようなのばかりで、ちょっとねぇ・・・皮も合皮みたいだし、はめてみるとすっごい手に違和感があるんですけれども。
安い買い物ではありませんし、金を出すのは倅自身ですから、今日も購入を見送ってまたの機会としました。
残念そうな倅でしたが、ショウモナイもんを買ってもショウガナイですしね。
明日はリーグ戦の開幕日なのですが、もし明日も雨が降って流れたら一山越したところのスポーツ店にでも行ってみようかと話をしましたが、生憎、明日は天気が回復しそう。
もうしばらく今のグラブに頑張ってもらいましょうかね。
今晩は、少年剣道クラブの監督と飲む機会に恵まれまして、いろいろと話を聞かせてもらいました。
ここで以前書いたことがある剣道クラブで、そのクラブは今や全国区になりつつある強豪です。
その監督が仰るには、伸びる子というのは、素直で人の話をちゃんと聞けて教えてもらったことをしっかりやろうと努力する子、だそうです。
それにセンスがあれば文句ナシですが、そういう子は得てして努力を怠る傾向にあり、イマイチ伸びないことがあるんだとか。
センスは抜群であるが努力しない子と、センスはホドホドだが努力する子では、どちらが強くなりますか?って聞きますと、間違いなく努力する子であるとのこと。天才は努力で作られるものだ、とも。
んで、保護者の話になりまして、以前は、碌に剣道をしたこともないのに、聞きかじりの技術や戦術、あるいは練習方法などについて意見を言って来る人がいたみたいで、そういった人にはホトホト困っていたそうです。
ただ、強くなった昨今ではそういった声は出なくなったみたい。ですが、それはそれで今度は、強ければそれでいいのか?みたいなことを言って来る人が出てきたんだそうです。これは非常に勉強になったと言っておられました。近年は変な大人が多いですよねぇ・・・。
いろんな話を聞かせてもらい大変勉強になりましたが、他人の子どもを預かるってことは大変だなぁとつくづく思いました。
昨日の夜、素振りをしてるときにちょっと顔を顰める倅。
指導者をしてたときの癖で、こういうのには結構敏感なので、すぐに倅に確認しましたが、大丈夫だといいます。
明らかにスイングがおかしくなったので、問い詰めると、ちょっと腰が痛いといいます。
どうやら先週の土曜日に守備をしてるときに筋を違えたような感じになったみたいです。
結構寒かったからなぁ・・・。
腰を痛めると野球はおろか日常生活にも支障を来たします。
症状が進むと立つことすらできなくなりますから、2日程度運動は控えさせる休ませることにしました。
本人はやりたくてショウガナイみたいですが、予定されていたプールはキャンセル。
意外と水泳は体に負担がかかるようで、やると症状が悪化することがあるんです。
不満気な倅をなだめるべく、腰は大事なんだぞぉって話をしてると、丁度私の両親が遊びに来まして、ブーたれてる倅から話を聞いたジイサンが、
よし、オレがマッサージしちゃろう!横になれ
と、倅を横にします。
うちのジイサンは柔道や合気道をやってた武術家でして、割とそういうのには詳しいようなので黙って見てますと、ジイサンは倅の腰から背中を摩ったり揉んだりしてます。
倅は顔を顰めてましたが、痛いという風情ではありません。
しばらくして、よし、おわったぞってジイサンが言うと、倅はやおら立ち上がり、
おお!痛くない!
と躍り上がって喜んでます。
本当かよ、テメーフカシこいてんじゃねぇだろうなぁ?って聞きましたが、本当に痛みがとれたみたいです。
武術家、恐るべし・・・。
ちなみに、私は怪我のデパートというくらいいろんなところを怪我してきましたが、ジイサンからマッサージをしてもらったことは一度たりともありません(苦)
数試合オープン戦を戦って、3月15日から新チームにとって最初の大会である新人戦に入って行きます。
今日の練習で、
「明日は5番サードだぞ!」
って監督から伝えられたそうで、やる気満々になってます。
相手は強豪なんで、そう簡単にいい結果は出ないと思いますが、ポテンでもなんでもいいので今季初ヒットを出していいスタートを切って欲しいところです。
本人は,
「なんだか打てそうな気がする~っ。」
って言ってます。
明日のことはわかりませんが、試合に臨むにあたっては、それまでにどれだけ準備してきたか、が大事になります。明日は少しだけ早起きして打ち込みをする予定です。
毎試合、万全の準備をして試合に臨みたいものです。
倅は、入学してからここまで無遅刻無欠席です。
基本、体は強い方ですが、風邪をひいて発熱したこともあります。
倅にとって幸か不幸か、その日は休日だったりして事なきを得てます。
昨日の朝練の途中で、雨が降り出してきましたんで、体調面を考慮し中止して帰宅しました。
「風邪でもひかれたら困るからなぁ。」
と言いましたらば、
「オレは、風邪をひいても学校に行くよ!」
と男らしく言い放った倅に対し、
「あたりまえだ!」
と、同時に突っ込みを入れる私ら夫婦。
鬼と言われようが小学校は無遅刻無欠席を達成させます。
いい大人になるために、簡単に痛い痒いを言わない、そこでもう一頑張りできる人間に育てたいと思っています。
しかし、昨日は珍しく子どもがいまして、練習帰りなのでしょうか、ユニフォームを着た大人2、3人と部員と思しき子ども6,7名の団体がいました。
倅がいつも打つところで、その子たちが先に打っていましたので、順番待ちしておりましたら、体格は倅くらいでしょうか、小学4,5年生くらいの子がマスコットで打ってます。
へぇ~マスコットで打つんだぁ・・・って思いながら見てますと、全然振れてない。マスコットがどうのこうのいう問題でなく、絶対素振りしてませんよねってスイングしてます。
選手交代して別の子が普通のバットで打ち出しますと、ちょっと離れたところにいた指導者が寄ってきて、マスコットで打つよう指示してます。どうやら重いバットで打つ練習をしにきてるようです。
指示された子はマスコットに持ち替えて打ち出しましたが、これも全然振れてない。この子も絶対家で素振りなんかやってないだろうスイングしてます。一応、打つは打ってるんですが、タイミングで合わせているだけです。もちろん、打ち方メチャクチャです。でも、マスコットなのである程度飛んでます。実戦では全く役に立たない練習をしてます。
しかるに、その光景を後ろで見てる指導者二人は、腰がどうの足がどうのと言いあっています。
それは違うだろ!
喉元まででかかりました。
指導方法は十人十色ですし、赤の他人の私がつべこべ言う問題じゃないですけれども、それはちょっとどうかと・・・。技術以前の問題ですよ、それは。
子どもが可哀相だなぁ・・・。
天気が良かったせいもありますが、前回に比べると、ちょっとだけ明るくなるのが早くなった気がします。
今日は、アップして、走り方、投げ方、捕り方を教えて、投球練習を20球程度やってノックという流れ。
今最も力をいれているのは、走り方の矯正です。
倅は、どちらかというとピッチ走法でして、チョコチョコ走ってます。
これをストライドを伸ばして走力を高めようと取り組んでいます。
前回と今回、倅の走り方を見てみて気が付いたのは、膝が上がらないなぁということ。
試しにもも上げをさせてみますと、膝が腰まで上がりません。膝が上がらないゆえに、無理に膝を上げようとすると、体を支持する方の膝が曲がってしまっています。これではストライドは伸びません。
柔軟性はある方だと思いますんで、股関節の使い方を体が分かっていないというのと、腸腰筋ですか、これが弱いんでしょうね。
これだと蹴る力も弱くなりますし、ピッチなのに回転も上がりません。
一緒に走ってますが、オッサンの私が後ろ向きで走っても楽に勝ちゃいます。これじゃぁイカンです。
こないだチームでやった記録会での50m走るは9秒78。鈍足の部類です。
これがどこまで伸びるか分かりませんが、走法を改良することにより、とりあえず春までに9秒中盤、今年中に1秒縮めることを目標にトレーニングしたいと思っています。
1秒縮めるのは容易ではないとは思いますが、目標は手が届きそうで届かないくらいが丁度良いかと。