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わが子を野球へと導いてゆく一部始終
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日本シリーズ、西武が4勝3敗で巨人を下して日本一になりましたね。

パリーグファンの私としましては、当然西武を応援していたわけですが、正直なところ、1つは勝ってほしい、2つ勝てば上出来と悲観的でした。
というのも、打の主軸であるGG佐藤とブラゼルを欠いていて、西口も間に合わないかも・・・という状況でしたし、中継ぎが薄いからです。先発投手も通用しそうなのは涌井くらいでしたし。

しかし、蓋を開けてみますと、4つも勝っちゃいました。
ずっとは見てませんが、勝った試合はロースコアで地味っちゃぁ地味な試合でしたが、昔の西武を彷彿とさせるいい試合をいくつも見せてもらいました。
近年の日本シリーズでは一番面白かったです。

ここ数年の西武を見てますと、黄金時代から続いていた緻密な野球が影を潜め、バントの成功率や犠牲フライの多さなどは確かにありはしましたが、荒っぽい試合運が印象に残っていて、違うチームになっちゃったなぁと残念に思っていたんです。しかし、このシリーズを見て、やっぱり西武は西武なんだなぁと思わせられました。

その最たる場面は、昨日の試合の8回、先頭の片岡が四球で出塁した場面。

このランナーは、同点のランナー。絶対にスコアリングポジションに進めたいところです。
走らせてから送って1死3塁にするのか、送って1死2塁にするのか。
この場面で走らせるのは非常にリスキーで、ベンチはかなりの勇気が必要です。

がしかし、強い頃の西武なら、こんな大一番でも、たとえ相手がわかっていても走ってきて成功させてた。
そしてバントを簡単に決めて3塁に進める。これが嘗ての西武だったと思います。

ここ最近、そんな西武らしい野球を見てませんでした。
もしかしたら、ただそういった場面を見てなかっただけかもしれませんが。

投手は越智。あまり見たことないですが、このシリーズを見るとクイックは下手そうです。
ですが、荒っぽい打ち待ちの野球をするチームほど、こんな場面では送ってくるものです。
果たして、西武は西武なのか、それとも私の最近のイメージどおりの荒っぽい西武なのか・・・と、興味津々で見てましたら、いきなり初球から走ってきて成功。この大一番で西武らしさを見せてくれました。

さらにこの後、栗山が簡単に送って1死3塁とし、中島のボテボテのサードゴロで生還しノーヒットで同点。

巨人にしてみれば、とてもダメージの残る点の取られ方。まさにもぎ取られた点数ですから。
その後の平尾の逆転タイムリーも興奮しましたが、この2点目の獲りかたが作った流れだと思います。
西武のDNAってのは、脈々と受け継がれているんだなぁ。

翻って、巨人の側でこれを見ますと、越智が回を跨いだのがどうだったか。こんな結果になって、越智が可哀相でした。いい感じできてたんですがね。

中継ぎが薄いということもありますが、西武は形振り構わず先発の岸や涌井や石井を中継ぎに回して勝ちに来たのに対し、巨人は先発を早い回に見切りをつけて継投に行って勝ちに来た割には、中継ぎ投手を出し惜しみしてましたね。豊田や山口の信頼度が低かったってことなのか、越智が乗っていると見ての続投だったのでしょうか、どちらかわかりませんが、尾花さんらしいなぁと思いました。

まだアジアシリーズが残っていますが、今年の日本のプロ野球はこれで終わり。
来年こそはホークスを日本シリーズで見たいなぁ。

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