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わが子を野球へと導いてゆく一部始終
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投手の放るボールが来ていないときや、コントロールがままならず置きに来ているときに、

「腕を振れ!」

ってよく言いますよね。
あれって、どうなんでしょう?言う側の気持ちはわかるのですが、私はこれを言って成功した例がありません。

コントロールに不安があったり、経験の浅い子に腕を振れというと、殆どの場合、ただブン投げているだけになり、指先がバカになって余計ストライクが入りません。

自分が投げてても、これを意識するとコントロールがままならなくなります。
自分はピッチャーではないんで、小中学生と傾向は一緒です。

ちょっと前の下級生の試合で、今年野球を始めたばかりながらエース格になった子を登板させたとき、応援の父兄が「腕を振れ!」と一球ごとに大声でアドバイスを送りました。
この子は本来あまり四球を出さない子なのですが、この日は球威はあるものの高めに浮きまくって四球を連発。腕を振ることに意識が行きすぎているので、リリースが早くなって球が浮いているのです。
ベンチで采配をとっていた私は、しばらく黙っていたのですが、4点くらい取られたところで我慢ならず応援を制止したところ、制球が安定しだしてきて後続をなんとか抑えたということがありました。

「腕を振れ!」と言われると、フォームの固まっていない子や経験の浅い子などは、テイクバックから腕を速く振ろうとしますので、遠心力が早く働いて腕が体から早く離れることになり、リリースが乱れたり、腕力だけで投げようとして余計にストライクが入らなくなります。

ストライクが全然入らない投手には、だいたいの場合何を言っても入るようにはならないもんですが、「腕を振れ!」ってのは、火に油って感じがします。余計に入らなくなっちゃう。

バックで守ってる野手や指導者などは思わず言っちゃう言葉ですが、「打たせろ!」と並んで投手としてはあまり気持ちのいい言葉じゃないような気がしますね。

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