バッティングもトレーニングもなし。
運動は一切せず休養に充てさせました。
基本、休みは週一にしてますけれども、練習量を見つつ倅と相談しながら一日増やしたり、あるいは減らしたりしています。
故障あがりですからねぇ。休養も重要な練習のうちです。
しかし、やりすぎはよくないのは当然のこと、やらなさすぎも故障の原因となるので、練習量の管理は必要不可欠。
というわけで、なるだけ正確に練習量を把握しておくべく、倅には日誌をつけさせてます。
日誌といってもメモ程度なんですが、毎日どんな練習をどの程度やったかをつけさせて、何日かに一度提出させてます。
昨日の休みはそれを見て判断したものです。
こんどの木曜日は月に一度の診察日。
細心のリハビリをしてますから、悪くなってることはないと信じてますが、こればっかりはね・・・。
定期テストみたいで、いつもドキドキです。
同学年に何十人もいたり、逆に試合できないくらいメンバーが不足してたり、ガタイがデカくないと使ってもらえなかったり、3年間一度も出番がなかったり、指導者が公私混同してたり、チーム内が上手く行ってなかったり・・・。
ここは大丈夫だろうと思うようなところでも、聞いてみたら思ったほどでなく。
「ウチはいいよ!」
という話は、まー聞きませんねぇ。
どこかに必ずあるはずなんですけど。
倅が小学生のときからいろんなチームの練習を見てきましたが、満足できる内容にお目にかかったことがありません。
強い弱いなんてどうでもいい、ましてや進学実績なぞ・・・。
弱くても、一生懸命野球ができて、指導者が人格者。
そんなチームが理想なんですけど、ないものねだりなんでしょうかねぇ・・・。
前にも書いたことがあるような気がするんですが、私がいた部活は、長男硬式、次男部活ってのが結構多かったんですよね。
その逆は、記憶にないです。
長男は、チームメイトに恵まれてるようだし、もう仕方ないかなって思ってるんですが、次男のときはどうしようかって、今から悩んでます。
いっそのこと、自分で作っちゃうかぁ・・・なんてね。
ちょっと前まではノックしてロングティーしてもまだ明るかったのに、もうノックすらちょっとしかできなくなってきました。
ここ福岡は、12月中旬が最も日が短く、17時過ぎには日没してしまうので、これからどんどん厳しくなって行きます。
今日なんて、倅が学校活動で帰宅が6時くらいになってしまったため、アップもそこそこに急いでノックにしたんですが、10球くらいでボールが見えなくなってしまいました。
あららぁ・・・と思ったそのとき、
ブーン!
グラウンドの照明が点灯し、暗闇に包まれてたグラウンドが徐々に明るくなってきました。
なんだなんだ!?と驚いてたら、
「使っていいですよ!」
消防やってたときに知り合ったこの地区の若い子がやってきて、声をかけてくれました。
なんでも、地域の行事ごとの準備のために照明を点けたんだそうな。
相手が全然知らない人でしたら退散しなきゃならんところですが、知り合いで超ラッキー。
お言葉に甘えて、160球もノックできました。
数を見るとかなり多いように感じられるかもしれませんが、左右に振ったりしませんで、正面付近に緩いゴロばかりでしたんで、そんなにキツくはなかったみたいです。
本当ならばダッシュを兼ねて左右に振って走らせたいところなんですが、まだそんなレベルではないので。
近頃、反復練習が不足しがちだったんで、お陰で良い練習ができました。
消防やってて良かったと、初めて思いました(笑)
懸命にトンボでならしてはいますが、焼け石に水状態です。
ボコボコのグラウンドが倅の上達を手助けしてくれてる・・・と、倅には考えられないでしょうけど、お陰で用心深い守備ができるようになるはず。
サッカー少年たちに感謝しなきゃ(笑)
でも、イレギュラーを恐れるあまりどうしても腰高になっちゃうのがねぇ・・・。
上手な子は、捕るべくして捕るんですよねぇ。
ボールがグラブに吸い込まれる感じで。
倅はまだまだ偶々捕ってる印象。
ダメ出しポイントは山程ありますが、一言で言うと雑。
打球を信用しすぎ。
もっともっと丁寧に捌けって言ってんですが、なかなか・・・。
もともと送球がヘタレなんで、せめて捕球まではきちんとできるようにしないとね。
試合も終わって午後からは暇だったんで、ちょっと見てみようとスタンド脇から覗いてみたら、大会があってるらしく、試合前のシートノックが始まろうとしていました。
選手達の胸には「神村」と刺繍されています。
どうやら近年高校野球で名を上げてる鹿児島県は神村学園の中等部みたいです。
シートノック開始のアナウンスの声に弾かれるように元気良くフィールドに飛び出してゆく子ども達。
ノックバット片手に颯爽と打席に向かう監督。
中学の部活としては珍しく硬式みたいで、監督と思われるノッカーから球足の速い打球がテンポ良く放たれ、子ども達は基本に忠実に足を使って丁寧に捌いてます。
最初の1,2分は、はなんとなしに見てたんですが、気が付いたら身を乗り出していました。
ノッカーのレベル、メチャクチャ高えっ!
ノックの技術が高いのもさることながら、放たれる打球一球一球に「ノッカーはこう捕らせたいんだな」というの意図が見てとれるんです。
こんなノックは小・中学のレベルでは滅多にお目にかかれません。
しかも、受けてる子ども達は、大会の試合前だというのに、際どい打球に飛び込んで泥だらけになりながらの全力プレー。
私は部活の出なので、こういうのが大好きなんです。
理解してもらえないと思いますが、指導者と部員の一体感って言うんでしょうか、これぞ部活!って感じの泥臭さがタマラナイ。
やっぱ教師と生徒のチームはいいなぁ。
これまで小中学のいろんなチームのノックを見てきましたが、ノックを見て感動したのはこれが三チーム目。
何年ぶりですかねぇ、久しぶりに良いものを見させてもらいました。
うちの倅もこんな中学に入れたかったなぁ・・・。
バッティングが解禁されてから一ヶ月が経ちました。
特段痛みも違和感もなく、順調です。
6月ごろでしたか、庭の草むしりをさせたときに少し痛みを訴えたことがあったので、この先どうなることやらと多少不安に思ってたんですがねぇ・・・あんときは軽率だったなとかなり責任感じたりしたんですが・・・ヨカッタです。
今日は例月の診察日。
いつもどおりレントゲンを撮ってからの診察。
いつもどおりにこやかな執刀医は、いつもどおりレントゲンを見て、
「おお!かなり良くなってますね!すばらしい!」
いつも以上のお言葉。
骨の再生がここにきて急速に進んでいる模様です。
確かに、先月の診察では、骨の密度が薄いことを示す黒い部分があったんですが、今日のは黒い部分はなくなってて、まだ斑状の濃淡はありますけれども、患部全体が白くなってました。
「よし、じゃぁシャドウピッチング始めよう。ボールを投げるのは、来月CT撮ってから考えようか。」
というわけで、シャドウが解禁。
ボールを握れないのは残念ですが、まぁ、バッティングのときも素振りから始めましたし、同じ流れだと思えばいいですかね。
とりあえず、小さく握り拳。
やっと最終関門の入口に立ちました。
診察の後はリハビリ。
早速、シャドウをしてPTから投球動作の改善を指導されてました。
30分程度指導を受けた倅は大汗をかきながら戻ってきて一言。
「キツカッタ~!」
久しぶりの投球動作は、体が動きを忘れてたらしく、四苦八苦だったみたいです。
そりゃそうですわね、約1年やってないんですから。
次の診察は2週間後の9月6日。
本当は、週末にCTを撮って診察できる筈だったんですが、ウチの都合が悪く、残念。
でも、その2週間でフォームをしっかり作って、万全の体勢で投球の許可がを待ちたいと思います。
両目が開くまで、あと少し。