今、学校の体育の授業は水泳です。
一応、スイミングスクールに通っていますので、得意分野です。
ですから、どんなだ?と様子を聞いてみますと、クロール25mのタイムを測ったところ、24秒だったとのこと。
門外漢なので、良いんだか悪いんだかさっぱりわからないので、それって速いのか?と聞きますと、倅の知る限りでは学年で4位、少なくともクラスでは確実に2位なんだそうな。ホンマカイナ。
泳力検定の基準を見てみますと、4級はゆっくりパスするんですねぇ。
とはいえ、選手コースに通ってる子らと比べたら(上の3人はそうらしいです)結構差があったらしいので、実際速いのか遅いのかわからないんですけれども、ハッキリ言える事はちゃんと25m泳げていることと水泳を苦手にしていないということです。それだけでも費用対効果はあったと満足してます。
修正前後です。修正前はある程度手を入れた状態です。最初はもっと酷くって、突っ込んでバットが出てこず酷いアッパーでした。しかも、本人はダウンに振ってるつもりという・・・。
多くを修正する時間がありませんから、とりあえず応急処置です。
自分なりに悪くなった原因と思われること挙げてみろと聞きますと、誰に言われたか知りませんが(流石に指導者はそんなこと言わないでしょうからねぇ)、右足の前にミートポイントを置きなさい、というトンデモナイことを言われたらしく、それをやろうとしたもんだから、それでおかしくなったようです。また、打つときに目とボールの距離を近くするよう言われたとのこと・・・論外です。甥っ子は開く癖がありますから、ミートポイントだけを寄せても崩すだけなのです。
この右足の前ミートは、元ホークスのコーチだった金森氏が井口や城島に教えていたことですが、この理論を体現できるのはプロでも一流と呼ばれる選手だけです。この時期、若手が全く伸びなかったのはその証左といえます。その後、現バッティングコーチの新井氏が復帰して全否定となりました。
甥っ子が教えられた根本は、引き付けて打てということだろうと思いますが、教える側がちゃんとした知識がないためにトンデモナイ理論になっちゃって甥っ子はその犠牲となったようです。
ですから、引き付けとは何ぞや?溜めとは?呼び込むとは?正しいミートポイントとは?ということを諄々と説き、机を使ったティーバッティングをしてスイングプレーンを修正し、置きティーでミートポイントを確認させ、最後に私がトスしてティーバッティングをしてスイングを整えました。
治したい所は満載ですが、時間がありません。しかし、とりあえず打てるようにはなると思います。
今日、部活で打ってみた感じはどうだった?と聞きましたら、打球が変わった、スイングのミートゾーンが広がったと言っておりました。これで失いかけてた自信を取り戻してくれれば。
とはいえ、こういった応急処置は早ければ1日2日、長くても1~2週間くらいしか持続効果はありません。最後の大会まで持ってくれることを願うばかりです。
試合におけるバットは、普段は自前の木製を使っていて、たまにこれまた自前の金属を使っています。チームのバットを使うことはほとんどありません。
木製を使う理由は、安価でバットの長さが段階的にあるために成長に応じて買い換えやすいからです。また、金属はどれもこれも太すぎますね。なかなかいいバットが見当たらないということもあります。
最近では学童でもビヨンドがありますが、ああいう度を越えたバットは大人が草野球で使うもので、これから伸びてゆく学童が使うべきものではありません。当てただけでも飛ぶので勘違いの元となりますし、守ってる方にしても弱いスイングなのに球が伸びてきたりしますから、一歩目が出にくくなり守備が下手になります。
結果がよければ全てヨシ的な節操のないバットは、教育的にも百害あって一利なし。最近では中学でも使わないところが増えてきてるようです。子供が道具に頼っちゃダメです。
脱線しちゃいましたが、昨日出してもらった公式戦で倅は、人の金属を使ったりして木製は一度も使いませんでした。本人は自覚してなかったようですが、イマイチ振りが鈍かったので、試合後なんで木製使わなかったの?と聞きますと、
「公式戦はJSBBのマークがついてるバットじゃないと使ったらダメって皆がいうから。」
て言うんです。確かに木製バットにはJSBBの文字が入っていません。
使っちゃいけないわけがないのですが、確たる論拠がなかったので、使えるはずだよと話すに止まりました。
帰宅後、規則を見てみますと、
=全日本軟式野球連盟規程細則=
3 バットは、公認野球規則で規定されるもののほか、次による。
a 一本の木材で作った木製バットのほか、竹片、木片などの接合バットであること。木製については公認制度を適用しない。
s 金属・ハイコン(複合)バットはJ・S・B・Bのマークをつけた公認のものに限る。また、色の制限はないが単色以外の場合は連盟の承認を必要とする。
d バットの使用区分は、次による。
ア少年用と表示されているものは、C号及びD号ボールに使用
イ一般用と表示されているものは、A号、B号及びC号ボールに使用
金属はダメですが木製バットについては、JSBBの文字が入っていなくとも使用可能なんですね。極端な話、サイズが規則に則っていれば、自分で作ったやつでも使用可能なわけです。
竹バットも公式戦で使えるんですねぇ。また、大人用のバットも学童で使えるんですね、これは新たな発見でした。
ごらんの通り、テーブルの上に置かれたボールを打つ。ただそれだけです。
当然、アッパーで振るとダフってミートできません。また、ヘッドが早く落ちてもダフりますし、上から入れすぎると机を叩くことになります。ダウンで入れてきてミートポイント付近はレベルに振らないといけません。
私には簡単ですが、アッパースイングの彼はかなり苦労して打ってました。
ヘッドの軌道が描いてできるスイングプレーンを意識することにより正しいミートポイントを覚え込ませたくてこれを考え付きました。
このスイングプレーンという考え方は野球においては聞いたことがありませんが、自分がこれで正しいミートポイントを掴めたので、どこまで使えるか顯臣で確認してみようと思っています。